日本ホメオパシーセンター千葉野田
小野麻子(おのあさこ)
JPHMA認定ホメオパスNo.1122
ZENメソッド認定No. 0558
ジェモロジスト(GIA・GG)
私は物心ついた頃から都内の私立の一貫校に通っていました。似たような雰囲気の人が多かった印象があります。子供時代の私にとっての学校は、近所に友達がいなかったことから、友達に会える所というくらいの認識でした。悩みなどないと思っていましたが、思春期に差し掛かる頃には満たされない感じを抱き始めていました。校風と家庭環境と自分の間にあるギャップに葛藤を抱えていたのだと思います。道徳や常識、親の価値観を受け入れて適応していましたが、結局それらは自分を苦しめることになり、生きにくさを感じるようになっていきました。次第に私は鬱を発症し、さらに最愛の父の自死も経験しました。その後はどう生きるかを模索し続ける日々になりました。
ホメオパシーの健康相談を受けてみようと思ったのは、断薬をした後の離脱症状に悩んでいた時です。薬の副作用が心身に及ぼす影響を、身をもって体験した私は、次男を妊娠した時に出会ったホメオパシーに一縷の望みを託しました。産前産後は特に薬を控えたいので、薬効のみで副作用がないというホメオパシーの粒のキットを購入し日常にとり入れていました。相談会で選ばれるレメディーは急性病によいとされる粒ではなく、慢性病や体質改善によい液体のレメディーが適用されます。レメディーをとりながら相談会を重ねていくうちに、蓋をしていた感情が溢れだし、見ないようにしてきた自分の本音と対面することになりました。そして捕らわれていた価値観に気づき、それらを手放したことで心も体も軽くなっていきました。
私はホメオパシーに魅了され、2020年にカレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシーの学生となり、由井寅子氏(CHhom名誉会長)に師事し、2024年にホメオパスとして活動を開始しました。